米国務省は現地時間5月24日、日本での新型コロナウィルス感染者の急増を受け、日本に対する渡航警戒レベルを4段階で最も厳しい「渡航中止の勧告」に引き上げました。
米疾病対策センター(CDC)は日本への「すべての渡航を避けるべき」だとし、「日本の現状を踏まえると、ワクチン接種を完了した旅行者でも変異種に感染したり、それを広めたりする危険性がある」と警告をしました。
ですが、、
どうしても日本に帰国・入国しなければならないことはありますよね💦
そんな方々が、アメリカに“逆”強制帰国されない為にも情報共有ができればと思います。
しかしながら、状況は日々変化していますので、ご出国前に必ず厚生労働省の専用ページにて確認をお願い致します。
下記が、私がクライアント様のご帰国(5月22日帰国)の際に用意した書類とプロセスです。
まずは厚生労働省の【水際対策に係る新たな措置について】というページをご確認下さい。
必要な書類・手続きは下記の4つです。
1.検査証明書の提示
2.誓約書の提出
3.スマートフォンの携行、必要なアプリの登録・利用
4.質問票の提出
1.検査証明書の提出(詳細はこちらです)
検疫所へ「出国前72時間以内の検査証明書」の提示が必要です。「出国前72時間以内の検査証明書」が提示できない場合、検疫法に基づき、日本への上陸が認められないことになります。
*注意しなければならないのは、検査を受ける時間です。検査結果の判明が、出国の72時間以内では無効とされてしまいます。
必ず検査を受ける(検体採取)のが、出国の72時間以内となるようにして下さい。
ですので、飛行機の時間もしっかりと把握しておくことが重要です!
サンディエゴで、厚生労働省及び検疫所が認める検査方法を受けられるのはUCSDです。
ドライブスルーで受けられ、料金も65ドルと良心的です。検査結果は、通常検査後48時間以内にメールにて送られてきますが、私のクライアントさんの場合は午後6時に検査をし、翌日午前10時には検査結果が送られてきました。
検査予約はこちらから可能です。
他にNsightでも検査を受けられます。こちらは値段はUCSDよりも高いですが、検査結果が24時間以内に受け取れるので、お急ぎの方にはいいかもしれません。
検査予約はこちらから可能です。
検査結果(陰性)を受け取ったら、次は厚生労働省及び検疫所、所定のフォーマットに転記する必要があります。検査証明書への記載すべき内容が満たされていれば任意フォーマットでも有効らしいですが・・正直お薦めしません。
空港でのトラブル回避の為にも、所定フォーマットを使用しましょう。
サンディエゴで、所定フォーマットに転記してくれるのは、日本クリニックさんです。
事前に予約をして、所定フォーマットをプリントアウトして持参します。
日本クリニック→ホームページ
厚生労働省→所定フォーマットPDF
日本クリニックさんで転記及びドクターの署名をしてもらった所定フォーマットを受け取ったら、第一段階にしてラスボス感のある「検査証明書の提出」の完了です。
2.誓約書の提出(詳細はこちらです)
日本に帰国してから14日間の公共交通機関の不使用、自宅等での待機、位置情報の保存・提示、接触確認アプリの導入等についての誓約書です。
「誓約書」が提出できない場合、検疫所が確保する宿泊施設等で待機することになります。
プリントアウトをして、必要事項に記入をします。こちらがPDFです→誓約書PDF
3.スマートフォンの携行、必要なアプリの登録・利用(詳細はこちらです)
誓約書の誓約事項を実施するため、位置情報を提示するために必要なアプリ等を利用できるスマートフォンの所持が必要となります。
必要なアプリとその利用方法の詳細はこちらです。
*必ず日本入国前にインストールを完了させて下さい。
4.質問票の提出(詳細はこちらです)
入国後14日間の健康フォローアップのため、検疫時にメールアドレス、電話番号等の連絡先を確認します。日本国内で入国者ご本人が使用できるメールアドレス、電話番号を質問票に必ず記載してください。
*質問票の記入方法はこちらです→リンク
質問票WEBより回答し、QRコードを作成してください。QRコードはスクリーンショットまたは印刷し、検疫時に提示をしてください。
以上が日本帰国に際して必要な書類と手続きになります。これから日本にご帰国される方と情報が共有できればと思いブログに記載しましたが、状況は日々変化しています。ご自身のご帰国の際は、必ず厚生労働省のHPにて詳細のご確認をしてください。
コメントをお書きください